甲子園初珍事件!1998年夏の甲子園、
宇部商VS日大東北で渡辺功之くんに
起こった悲劇とは
毎年、すさまじいドラマを産み出し、熱戦により幾つもの感動を産み出す甲子園。そんな甲子園の歴史では感動のみならず、思わず力が抜けてしまうような珍事件がおきている。
1998年夏、松坂率いる横浜高校が優勝した年の甲子園 。大会5日目となる1回戦の4試合目、宇部商対日大東北戦 の6回裏に事件は起こった 。
宇部商、清水夏希くんが左翼フェンス直撃の打球を放つ。
日大東北の左翼手だった渡辺 功之くんはその打球を捕球しようと打球に飛びついた。
しかし捕れず、打球はグラウンドを転々とする。しかし、捕球し損ねた打球をいつまでたっても追わない渡辺くん…
その間に打球を放った清水くんはホームイン。
なんとランニングホームランとなった。
球場は大盛り上がり、しかしグラウンド上では様子がおかしかった。
なんと渡辺くんはラバーフェンス下に取り付けられているブリキ板と地面の間、約1.5センチだけある隙間に「右手を挟まれ、抜けなくなっていた」のだ。
その後、渡辺くんの「救助」のために10分間 、試合が中断。
救助活動中には両アルプスの応援団入り乱れての “頑張れ”コールが起こる大惨事となったそうな。
その後、石鹸やネジを外すなどの対応をして無事救出。かるい擦り傷程度で済み、大きな怪我はなかったそうだが、大事をとってこれで交代となった。
その日の夜警察立ち会いで現場検証が行われ、実況見聞で一人が確認の為手を入れると再度挟まれたと言うオチがついてきたそうな。
珍事と言えば他にも、1928 年の 第14回大会 準決勝、高松中対松本商戦では、二日連続で雨天中断となり三日目にようやく天候は回復したらしいが、まだ昔のグラウンドは水捌けが悪 かったらしく、とても使えそうになかったと。
そこで甲子園グラウンド にガソリン をまき、なんと「火をつけて蒸発させる作戦 」を実行したのだそう。
この作戦はその後何年か使われたが、ほとんど効果がないことからやめたらしい。
1988年 滝川二対 高田の一戦では、8回降雨コールドで滝川二が9-3で勝利。
しかしながら、生徒の健康面などに配慮し、勝利後の校歌斉唱などが省略されてしまい 、 校歌が歌えず。
滝川二はこの年が初出場で、初の校歌を初の校歌をおあずけされてしまった。
上記2件に比べれば珍事としては珍事としては物足りないようにも感じるかもしれないが、かもしれないが、高田は敗戦で、滝川二は校歌が校歌が歌えなかった事でこのときは両ベンチ、両アルプススタンドから嗚咽が聞こえてきたらしい。聞こえてきたらしい。
ちなみに滝川二は、次の東海大甲府戦に敗れ、ついにこの大会では校歌を歌えなかった。
ジャンル | スポーツ |
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掲載日時 | 2020/6/14 16:00 |
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