平成で最も出生数が多かった年は?
先日、厚生労働省より2022年の人口動態統計が発表されました。人口動態統計は、出生数・死亡数、婚姻数・離婚数などを調査して国の施策に生かすというもの。
今回の調査によると、2022年の出生数は77万747人と過去最少になり、これで7年連続減少ということになりました。
こうして出生数は減っていっているわけなのですが、こんな雑学はどうでしょうか。
問題!
平成で最も出生数が多かった年は、平成何年だったでしょう?(昭和64年が含まれている平成元年は除きます)
答えは・・・平成6年。
出典:「図表1-1-7 出生数、合計特殊出生率の推移」(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/kousei/19/backdata/01-01-01-07.html
平成6年の出生数は123万8328人で、平成元年を除いて平成では最も出生数が多かった年です。なぜこんなお題にしたかといいますと、私が平成6年生まれだからです笑
ところで、平成6年以前の出生数を見てみると、
平成2年:122万1585人
平成3年:122万3245人
平成4年:120万8989人
平成5年:118万8282人
となっていて、出典先のグラフを見ていただくと分かりますが、平成6年だけぴょこっと飛び出ています。そして、平成7年以降は、平成6年の出生数を一度も上回ることなく平成は終わってしまいました。
なぜこの年だけ出生数が多いのか?
母に聞いてみると、「ご成婚の影響じゃない?」とのこと。現在の天皇陛下と皇后陛下の結婚は平成5年の6月。確かに、婚姻数の推移を調べてみると、平成4年から平成5年にかけての増え幅が大きくなっています。この影響はもしかしたらあるかもしれません。
そして、もうお気づきの方もいるかもしれませんが、平成6年生まれは、各界で大活躍している方が多い世代となっています。
芸能界では、吉沢亮さん、高山一実さん、中島健人さん、西野七瀬さん、百田夏菜子さん、山﨑賢人さん、二階堂ふみさん、清野菜名さん、広瀬アリスさんなど。スポーツ界では、大谷翔平選手、朝乃山関、高木美帆選手、瀬戸大也選手、鈴木誠也選手、浅野拓磨選手、羽生結弦さんなど。皇族では佳子さまも平成6年生まれです。
そして・・・クイズ王の伊沢拓司さんも平成6年生まれです。
ジャンル | 生活 |
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掲載日時 | 2023/9/9 16:00 |
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