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坂本龍馬って、要は何をやった人なの?

幕末期に活躍した志士の中で歴史ファンにいちばん人気があるのは、やっぱり坂本龍馬ではないでしょうか。彼は「今の幕府はもう古い!新しい日本を作ろう!」と野望に燃えた青年でした。

龍馬は若い頃、地元・土佐のとある画家から「アメリカ」という国のことを教えてもらう機会を得ました。その画家が持っているアメリカ情報の情報源は、あのジョン万次郎です。

龍馬は今の旧態依然とした日本のことを憂います。そして彼は禁断の「脱藩」を犯し、土佐藩をあっさり捨てます。当時は、藩の後ろ盾を捨てて1人で生きていくなんてことは、なかなか簡単にできることではありませんでした。組織に頼らず、1人で自分の道を開拓していく姿勢こそが、龍馬ファンが龍馬に惹かれてしまう最大のポイントです。

彼の運命を大きく変えたのは、江戸での勝海舟との出会いです。勝もまた龍馬をかわいがり、勝が神戸に作った海軍の軍人さんを養成するための学校の塾頭を、龍馬に任せた程です。このように龍馬は大物にかわいがられ、大物に取り入る才能を持ちあわせていました。

龍馬は江戸幕府の体制を変えるには、外様の雄藩の2藩・薩摩藩と長州藩が手を組むことで、巨大な幕府に対抗できると考えます。そこで犬猿の仲だったこの2藩が手を組めるように、龍馬は奔走します。でもこれってすごいことで、当時の龍馬は何か肩書を持っているわけではありません。わかりやすく言えば龍馬は「ただの土佐藩出身の若造」です。でも薩摩藩の大物・西郷隆盛も、長州藩の大物・桂小五郎も、この1人の若造の言葉に耳を傾けるのです。龍馬には「将来の世の中を読む洞察力」と「それを実現するための知恵と突破力」がありました。そして、大物にかわいがられる「人たらし」の能力も。

紆余曲折があったものの、龍馬が薩摩藩と長州藩の仲を取り持ち、「薩長」はタッグを組むことになります。で、最終的には薩長が江戸幕府を倒してしまいます。龍馬が倒幕への道筋を作ったとも言えるわけです。

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幕末ジャーナリスト
K・Y
担当ジャンル:幕末
仕事で「龍馬 幕末歴史検定」や「新選組検定」などに携わってるうちに、なぜか幕末史にどっぷりハマってしまう。現在は中小零細企業の社長をやってます。新選組検定事務副長。

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