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東南アジアの島国・インドネシアで第2の国歌とも呼ばれている、
五輪真弓さんの楽曲は何?

みなさんは、インドネシアにどんなイメージをお持ちでしょうか。

 

リゾート地・バリ島や、世界文化遺産の仏教寺院・ボロブドゥール遺跡を筆頭に、パーム油、オランウータン、コモドドラゴン…といったところが有名だと思います。

そんなインドネシアでは、日本のアニメやマンガ、J-POPをきっかけに日本語を学ぼうとする若者が多いそうです。2018年度に国際交流基金が実施した調査では、約70万人が日本語を学び、日本語を学べる機関は2800ヶ所以上あるとのこと。さらに高校では、日本語が第2外国語の一つに指定されているほど、日本語が身近なようです。

 

そこで、インドネシアと日本に関するこんな問題です!

 

インドネシアで、第2の国歌とも呼ばれているほど国民に親しまれている、五輪真弓さんの楽曲は何でしょう?

 

正解は・・・『心の友』です!

 

五輪真弓さんといえば、1980年にリリースした『恋人よ』が大ヒットし、その年の日本レコード大賞金賞も受賞した、女性シンガーソングライターです。

 

『心の友』は、1982年に発表したアルバム『潮騒』に収録されている楽曲ですが、この楽曲がなぜインドネシアで広く親しまれているのでしょうか。

 

インドネシアのラジオ関係者が来日した際に、五輪さんのコンサートでアルバムを手に入れ、インドネシアのラジオ番組で『心の友』を流したことがきっかけだそうです。1985年にはインドネシア国内でヒットしていました。アルバムの中の1曲だったこともあり、ヒットしているという話を聴いた五輪さんはたいへん驚いたそうです。その後五輪さんは、1986年にインドネシアの首都・ジャカルタでコンサートを実施しています。

 

それから29年経った2015年9月、五輪さんは再びジャカルタで歌う機会がありました。「第7回ジャカルタ日本祭り」というイベントの中で、インドネシアのバンドや日本語ミュージカル劇団と共に『心の友』を歌っています。

 

2004年に起きたスマトラ大地震のときには、被災者の方々の心の支えになったという『心の友』。インドネシアでは、日本人が来ると、歓迎の意味で『心の友』を日本語で歌ってくれるそうです。

 

インドネシアに行くことがあれば、『心の友』を憶えて、現地の人たちと一緒に歌えるようにしておきたいですね!

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フリーライター
宮川周平

信州大学工学部卒、大学院中退。信州大学クイズサークル出身。フリーライター。生まれながらにして大相撲好きで超がつくほどのテレビっ子。旅の必需品は御朱印帳。日本の世界遺産全制覇が目標。記事は、クイズ初心者〜玄人までが「五感の幅を広げられる」が目標。

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