直訳すると「半月島」。地球のどこにある?
夜空を見たときに見られる半月は2種類ある。
右半分が明るいのが上弦の月、左半分が明るいのが下弦の月。
上弦の月が見られるのは12時から24時で、下弦の月は0時から12時まで見られる。
俳句には「弓張月」といった表現があり、仲秋をさす季語だ。
また英語ではそのまま “half moon”。
ちなみに、鎌倉にはウサギのイラストが彫られている「鎌倉半月」という半月型の銘菓がある。
抹茶味・小倉味の2種類で、関連商品には鎌倉ごま半月、鎌倉きゃらめる半月などが存在している。
これらは鎌倉五郎本店などで販売されているので、鎌倉土産として買ってみては?
話がそれてしまいました。それでは本題へ。
地球上には半月島、つまりハーフムーンアイランドという島がある。どの大陸に属しているのだろうか。
それは南半球の果ての果て、南極大陸にある。
ハーフムーンアイランドは南極海に浮かんでいるサウス・シェトランド諸島の一つなのだ。
その形は半月ではなく三日月形をしており、約2kmの長さがある。
島に上陸するには北東部から入り込む必要があるが、そこには朽ち果てた舟の残骸がある。(Google Mapに写真があるので見てね)
島には4つの丘が存在しているが、最高峰は北西部に位置するガブリエル山の101m。
またヒゲペンギン・ナンキョクアザラシ・オオトウゾクカモメなどの動物たちが島に生息している。
南西部にはアルゼンチンのカマラ基地があるが、夏のみしか運用されていない。
アルゼンチン南極研究所の隊員や生物学者たちが基地に上陸するが、その目的は島に生息している鳥達を観測することだ。
2010年にGoogleはハーフムーンアイランドのストリートビュー画像を追加しており、2021年現在は2015年から2019年までのデータがみられるようになっている。
観測員達の姿や天候により変わる島の風景を楽しんでみてはいかがでしょうか。
もちろん写り込んでいるペンギン達も可愛いですよ。
ジャンル | 科学 |
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掲載日時 | 2023/4/18 16:00 |
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