オドロキの職業の雑学
【聞くトリビア 読む編】
ペット捜索専門の探偵がいる
映画やハードボイルド小説の探偵。あこがれた人も多いのではないでしょうか。しかし、リアル世界の探偵にはもっとほのぼのとした仕事内容もあります。
たとえば、迷子になってしまったペットのイヌやネコなどを探す専門の探偵。なんだか緊迫感がないような気もしますが、飼い主にとっては一大事。その動物の性格や習性、地形や環境などのさまざなデータをプロファイルし、探し出していきます。
動物を飼っている方は頭に入れておいたほうがいいでしょう、お世話になるかもしれません。
舞妓さんになれるのは20歳まで
京都の町を歩く舞妓さん。古風な街並みと相まって、この上なくフォトジェニックです。そんな彼女たちには年齢制限があります。
そもそも舞妓とは、芸妓になるための見習いをしている15歳〜20歳までの女性のことで、置屋という、舞妓を抱える店の女将の面接を受けてなることができます。舞妓の間は給料はでないものの、着物代などの必要経費は店で賄ってくれます。
芸妓となると自分の力で稼ぐことができるようになる一方、諸々の費用は自己負担になります。そのため、舞妓から芸妓にならず、世間に戻る人も珍しくありません。
巫女のバイトは結構ある
神社で見かける巫女さん。独特の衣装や雰囲気が好きな人も多いのではないでしょうか。働いている場所柄、何らかの専門家のイメージがありますが、実は結構な数がバイトです。神社ではこのバイトのことを特に「助勤」といっています。
神社の繁忙期といえばお正月で、初詣客に御守の授与などを行います。そのため、深夜に働く場合もあるので、18歳以上という年齢制限がかけられているケースも多くなっています。
アルバイトとはいえ、日本伝統の作法が身につくなどのメリットもあります。興味のある女性は応募してみてはいかがでしょうか。
ロボットに話しかける仕事がある
疲れているとペットに話しかけてしまう方もいると思いますが、何か話をしていたい人にはいい仕事があります。それはロボットに話しかける仕事。「ペッパー」のような音声認識ロボットに、精度を向上させるためひたすら声をかけます。
ただ言葉をかけるだけではなく、ロボットからの反応も当然あります。開発途中のAIなら同じ返しが何度もあるかもしれません。忍耐力はそれなりに試されそうです。
潜水艦には調理師がちゃんといる
潜水艦の乗務員は、何日も狭い空間で過ごします。ストレスは当然、陸上にいるより大きくなります。曜日感覚をなくさないために毎週金曜はカレーという話は有名ですが、帰港が近くなるとステーキがでるということもあるそうです。
また、それを含め、料理には専門のスタッフがいます。給養員といい、全国の基地や艦艇に配属されており、潜水艦も例外ではありません。乗務員は休養時間も他の手伝いや勉強で忙しいので、時間確保の上でも重要な役職といえるでしょう。
モンゴルでは、電話を持ち歩く「人間公衆電話」という職業がある
日本ではほどんどの人が携帯電話を持っており、通話にはまず困ることがありません。しかし、まだ携帯を持っていない層が多いモンゴルではそういう人たちのためにある職業の人が存在します。
それは何かというと、電話を持ち歩いてる「人間公衆電話」。声をかけると電話を貸してくれて、通話時間に応じた料金を支払うという仕組みです。
昔に比べて携帯がどんどん普及しているので、人間公衆電話の数は少なくなってきているそうですが、それでも街を歩いていると電話を持って立っている人を見かけることがあるようです。
神社で働く神主さんは、袴の色で位がわかる
神社で働く人は、その身分によって着用する袴の色が違うというのはご存知でしょうか?一番位が低いのが薄い青緑色である浅葱色の袴で、神社で新しく働き出した人がまず身につけるのはこの袴です。
次に紫色、紫に薄い紫の文様がついたもの、紫に白の文様がついたものの順に高くなっていき、一番上は白地に白の文様の袴を着ている人で、このレベルになると大きな神社の宮司以上とごくわずかの人しかいません。これを知っていれば誰が偉いかは一目瞭然ですね。
ちなみに、文様が入っていない白や濃いグリーンの松葉色の袴をつけている人は、研修中の人や事務員さんで、神事を扱う人ではないそうです。
キャビンアテンダントは、飛行中に眼鏡をかけてはいけない
飛行機で乗客にサービスを行うキャビンアテンダントには様々な厳しい規則があります。その中のひとつに、飛行中に眼鏡をかけてはいけない、という変わったルールがあるのです。
なぜかというと、たとえば大きな揺れが起こった場合、立った状態で指示を出さないといけません。もし眼鏡をかけていると、どこかに飛んでしまって乗客にケガをさせてしまう可能性があります。それを避けるために禁止されているというわけです。
キャビンアテンダントになるためには視力が良いにこしたことはありません。ただ、コンタクトの着用は認められているので、そこまで厳しくはなさそうです。
任天堂のマリオのもともとの職業は、大工だった
任天堂の人気キャラクター、マリオ。開発当時の彼の職業は実は大工だったというのはご存知でしょうか?
昔のゲームはグラフィックのレベルも低く、キャラクターを表現するのもかなり苦労したようです。
マリオもそんな中で生まれましたが、そんな劣悪な状況でも動きをわかりやすくしたいということで彼にオーバーオールを着せたのです。
そして彼のデビュー作となる『ドンキーコング』は、工事現場が舞台のゲームです。工事現場で活躍するオーバーオールとなると大工という設定にしたほうがいいのではいか、ということでマリオは大工ということになったのです。
プラモデルを、買った本人の代わりに制作する仕事がある
プラモデルを買ったはいいが、忙しくて組み立てる暇はない。そんな人もいるのではないでしょうか。そんなあなたに朗報です。代わってプラモデルを組み立てるという仕事があるのです。
ただ普通に組み立てるのではなく、依頼者のイメージに沿って様々なアレンジを加えてくれるなど、ただの組み立てでは終わりません。もちろん、それだけの手間がかかるということで予算も少し高めになりますが、興味がある方は試してみてはいかがでしょうか?
公認サンタクロースという仕事がある
クリスマスに子どもたちにプレゼントを運んできてくれるサンタクロース。実は、世界には120人ほどの公認されたサンタクロースがいるのです。日本人も、マンボミュージシャンでもあるパラダイス山元さんがただ一人、認められています。
認定しているのはグリーンランド国際サンタクロース協会という組織で、毎年7月に試験を行っており、それに合格すると晴れてなることができます。条件もいろいろと厳しく、結婚していて子どもがいること、やサンタクロースにふさわしい体型であることが求められます。
とはいえ、もしサンタクロースになれても報酬はゼロで、なおかつ自費で毎年コペンハーゲンで開催される会議にも参加しなければなりません。制限も多いそうなので、かなりハードな仕事のようです。
掲載日時 | 2022/1/14 18:00 |
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