怖い雑学
【聞くトリビア 読む編part.20】
シンデレラの原作はかなりエグい
ディズニープリンセスとしてもおなじみのシンデレラ。最後は王子様と幸せになるハッピーエンドです。
しかし、グリム兄弟の原作ではかなり残酷な描写も多く、印象がかなり違います。たとえば、ガラスの靴。もとガラスではなく毛皮の靴だったとされていますが、それを履こうとした姉2人は、小さな靴に合わせるためつま先とかかとを切り落としています。しかも、それで靴が入ったはいいものの、嘘であることを鳥にバラされ無駄な痛みに。
また、王子様との結婚のシーンでは、シンデレラに取り入ろうとした義母と姉2人は鳥に目をえぐられます。この鳥はシンデレラにドレスなどを用意してくれた、いわば魔法使いのかわりの存在です。原作では魔法使いではなく、シンデレラが祈りを捧げていた木へやってきた鳥が手助けと憂さ晴らしまでしてくれているのです。
特殊清掃中に訪れる自称「友人」はハイエナ
現代における問題のひとつに孤独死があります。これは老人に限りません。自殺や若い人の突然死もありうることです。
当然、そうした現場をそのままにしておくわけにはいきません。管理会社などにより、特殊清掃と呼ばれる後処理が行われます。その最中、かなりの高確率で友人を名乗る人がやってくるとか。
目的は金目のもの。まだ使えそうなものや、お金になりそうなものを勝手に持って行ってしまうそうです。本当の友人ならその前に悲しむはずなので、そうした人は情報をかぎつけてやってきたのでしょう。実際に、清掃が入る際には秘密裏に行おうとしても、どこかで情報が漏れてしまうようです。
人の死を予知するネコがいる
何かを察知する、不幸から飼い主を守るなど、ネコに関する不思議な伝承は数多く存在します。中でも、人の死を察知する能力を持つネコをご存知でしょうか。
アメリカ東部のロードアイランド州の養護施設のセラピーキャット・オスカー。この子は患者の部屋を巡回して匂いを嗅ぎ、特定の患者の脇で体を丸めて横になるそうです。すると、ほぼ確実にその患者はまもなく亡くなったといいます。
正確な理由は不明ですが、死が近づいた人の特殊な臭いを嗅ぎ分けているのではないかとも考えられています。
オスカーの話は書籍化もされていますので、興味がある方は読んでみてはいかがでしょうか。
人格崩壊を起こした実験をテーマにした映画がある
人間心理の実験としては、なかなか恐ろしいものも存在します。そんな実験をテーマにした映画のひとつ『プリズン・エクスペリメント』。2015年公開のこの作品は、『ファンタスティック・ビースト』などで知られるエズラ・ミラーが主演を務めています。
1971年にアメリカで行われた心理学の実験「スタンフォード監獄実験」。健康な男子大学生を囚人役と看守役に分け、立場や役割が人に与える影響を調べる実験でした。
当初、実験期間は14日が予定されていましたが、開始時から暴力がまん延し、5日で終了となったいわくつきのものです。
これを映像化したのが当作品。命令のもと、普通の人間の人格が簡単に残忍になり、崩壊していく様を描いています。
人体実験をしまくった皇帝がいる
ナポレオン時代まで続いた神聖ローマ帝国。その皇帝の中には危険な人物もいました。12~13世紀にかけて即位したフリードリヒ2世がその人です。
彼は捨て子の赤ちゃんを使い、実験を行いました。内容は、保母や看護師に養育させるものの、一切話しかけたりあやしたりしてはいけないというもの。実験の目的は、人間の言葉を聞かずに育った赤ちゃんは、人類の根本的な言葉を話すのではないかと考えたため。
ところが、一切のコミュニケーションや愛情を受けずに育った赤ちゃんは、食べ物などが足りていてもすぐに亡くなってしまったのだそうです。目的とは異なりますが、人間の成長に必要なものが明確化した実験ということになります。
事故物件は契約を挟んでも告知する必要がある
自殺者や事件などがあった事故物件。当然ながらあまり住みたくはないものです。なので、そうした物件であることを隠すため、事件の直後に短期間人を住まわせるという話がまことしやかにささやかれています。
しかし、これは嘘。
事故物件であることは、間に契約が入っても、10年近く経過していても告知をする必要が無いわけではありません。それが原因となって訴訟となった例もあります。感じ方は人それぞれなので、貸し主側としては、告知を怠らないほうがよさそうです。
しかし、ケースによって差はあります。たとえば、事故物件を一度更地にして、新たに家を建てた場合などは告知は不要という判例があります。
首相公邸には幽霊が出る
永田町の首相公邸。総理大臣が住むはずの場所ですが、実はここに幽霊が出るとの噂があります。歴史を紐解けば、五・一五事件や二・二六事件で死者も出ている場所ですから、何かが住み着いていてもおかしくはありません。
この話は有名なようで、2013年5月15日の国会答弁でも扱われています。当時官房長官だった菅義偉も、「色々な噂があるのも事実」としています。
首相時代の安倍晋三は私邸から通勤しており、公邸に引っ越さない理由を「あそこは幽霊が出るから嫌」と冗談めかして答えたそうですが、真相はどうなのでしょうか。
ナチスあがりのアメリカスパイがいた
ナチス・ドイツといえば連合国からすると敵です。しかし、元親衛隊が、第二次世界大戦後にアメリカのスパイとして暗躍していた事実をご存知でしょうか。
その男はクラウス・バルビー。「リヨンの虐殺者」の異名をとり、多くのユダヤ人を収容所に送りました。
しかし、彼は戦犯として裁かれることなく、アメリカ陸軍情報部のために対ソ連のスパイ活動を行いました。反共活動の能力をかわれたためです。さらには南米で軍事独裁政権の誕生にまで関与していたという事実まで明るみになりました。
歴史の表舞台には立たない存在でしたが、その数奇な生涯は映画『敵こそ我が友』で描かれています。
劉邦の妻のライバルへの仕打ちがエグい
漢の高祖・劉邦の妻である呂后(りょこう)。彼女は劉邦が田舎役人の時代から連れ添った正室でした。
しかし、皇帝となった劉邦は側室の戚夫人(せきふじん)を愛し、その子を皇太子にしようとしました。そんな中、夫の劉邦が没すると呂后は本領を発揮します。まずは側室・戚夫人の子を毒殺したのです。そして、夫人の手足を切って眼球をえぐり、薬で耳も聞こえなくした上で、トイレに投げ込んで人彘(ひとぶた)と呼ばせました。
この様子を見た実の子である2代皇帝の恵帝(けいてい)はトラウマとなり、政務にあまり励むことなく若死にしてしまいました。
耳なし芳一を供養する神社がある
小泉八雲の『怪談』でもおなじみの耳なし芳一。耳を除いた全身に『般若心経』を書くシーンも有名です。この話、ただの作り話と思いたい方もいるでしょうが、実はそうとも言い切れません。
山口県下関市に赤間神宮という神社があります。ここでは毎年、耳なし芳一琵琶供養祭が行われています。赤間神宮はかつて赤間ヶ関阿弥陀寺という寺で、ここに耳なし芳一が住んでいたとされます。
神社の境内には「芳一堂」というお堂や平家一門の墓の「七盛塚(ななもりづか)」もあり、祭に際してはその前で神事や琵琶演奏が行われます。
彼の耳を切っていった平家の落ち武者の霊も、祭りに誘われてやってきているのでしょうか。
掲載日時 | 2021/6/15 16:30 |
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