よみもの|聞くトリビア(読む編)

新幹線の雑学
【聞くトリビア 読む編part.17】

ももいろクローバーZの曲には、新幹線「こまち」を歌ったものがある。

歌のタイトルは「こまちっち」。

 

JR東日本の列車をモチーフとした子供向けコンテンツ「とれたんず」と、ももいろクローバーZがコラボレーションした歌です。

内容は新幹線「こまちちゃん」のお友達を紹介していくというもので、JR東日本を走る新幹線、特急列車、在来線が次々に登場します。

 

ユーチューブで映像が公開されており、ももクロファンも、電車好きの子供たちも見入ってしまう作品になっています。

 

スキー場に直接つながっている新幹線の駅がある。

上越新幹線で冬にしかオープンしない駅が新潟県にあります。

その名もガーラ湯沢駅。

越後湯沢駅の少し先にある駅で、営業期間は多くの人が賑わいます。

それもそのはず、この駅の改札を抜けると眼の前はもうスキー場なのです。

しかも改札と同じフロアにロッカールームやレンタルショップ、ゲレンデとつながっているゴンドラの乗り場があるため、駅に到着してすぐにでもスキーを楽しむことができるのです。

ただでさえ移動が多く時間がかかるというイメージが強いスキー場が多い中、ここだと気軽に楽しめるということから人気の高い駅なのです。

 

子ども向けの運転席がある新幹線がある。

いくらスピードは早いとはいえ、新幹線の移動は結構な時間がかかります。

そういうとき小さいお子さん連れのお父さん、お母さんは苦労されていることだと思われます。

そんなご家族のために山陽新幹線を走る500系こだまの車内には実際の運転席を子ども向けに改良した装置が置かれているのです。

ここに座って操作していれば、まるで新幹線を運転しているような気分を楽しむことができます。

これでお子さんも我慢せずに新幹線の移動時間を過ごすことができますね。

 

新幹線が通る踏切がある。

普通新幹線といえば高架の上を通ることが多いので踏切を通ることはまずありませんが、静岡県浜松市では踏切を新幹線が通る珍しい風景を見ることができます。

そこはJR東海の浜松工場と新幹線の本線とをつなぐ路線の間にあるもので、工場でメンテナンスを終えた新幹線が本線に戻る際にこの踏切を通るのです。

もちろん通常とは違い、非常に遅いスピードで移動しますので安全面には問題ありません。

しかも、このような珍しい風景をゆっくり見ることができるということで写真も撮影しやすいので電車マニアにとっての聖地にもなっています。

 

新幹線が通っているのに駅がない県がある。

様々な都道府県を通過する新幹線。

このうちただひとつだけ、新幹線が通っていながら、駅が存在しない県があります。

それは茨城県です。

埼玉県を北上した東北新幹線は茨城県の古河市付近を通って栃木県に入ります。

その間わずか10キロメートルほどではありますが、駅はひとつもありません。

というのも、少し北に栃木県の小山駅があり、茨城県内に駅を作ろうとするとあまりにも駅と駅との間の距離が短すぎるということから作られてないのです。

一時、古河市付近に駅を建てようという計画もあったそうですが、現在その動きはないようです。

 

新幹線のパンタグラフは、フクロウをヒントにした。

新幹線にまつわる公害に、走っている時の音があります。

実は屋根の上にあるパンタグラフも空気が衝突することで、かなりの騒音が出てしまうのです。

そこでどうやってこの音を静かにすることができるかを考えていたところ、静かに飛ぶことができるフクロウに行きつきました。

そしてフクロウの羽のメカニズムを研究し、結果、騒音を抑えるパンタグラフの開発に成功したのです。

他にも鋭そうな先端部分は抵抗を減らすために、カワセミのくちばし部分をヒントにして作られています。

様々な動物の特質をヒントに現在の新幹線は開発されているのです。

 

「のぞみ」の命名者は、阿川佐和子。

1992年誕生した東海道山陽新幹線の特急「のぞみ」。

その名前の誕生にはテレビタレントやコラムニストとして知られる阿川佐和子さんが深く関わっていました。

彼女は新しい特急の名前を決める有識者会議に参加していたのですが、彼女の父である作家の阿川弘之の「日本の特急の名前は過去すべて日本古来の言葉、大和言葉からつけられている」というアドバイスを思い出し、会議中に最終候補としてあがっていた名前「きぼう」は、大和言葉だと「のぞみ」になると発言したところ、この発言が採用され、新しい特急名は「のぞみ」にしようと決定したのです。

 

新幹線の路線をふつうの私鉄が走っていたことがある。

東海道新幹線と関西を走る私鉄阪急電車の京都線は数キロにわたり並走している区間があります。

この区間、新幹線が開業するまで阪急電車は地上部分を走っていたのですが、新幹線の開業にあたり阪急も新幹線と同じ高さになるよう高架の工事を行うことになりました。

それにあたりまず新幹線の線路を完成させたあと、阪急の高架工事を行うということになったため、高架工事中に一時的に新幹線の線路を借りて阪急電車を走らせるという応急処置を行ったのです。

幸いレール幅が一緒だったため、このような離れ業が可能だったわけです。

工事期間中わずか8ヶ月だけの特別措置だったのですが、その時に乗れた人は非常に貴重な体験をしていたということになります。

 

四国にも新幹線(?)が走っている。

四国には現在、新幹線は通っていません。

そんな四国の線路を新幹線が走っている風景を見ると皆さんびっくりなされるんじゃないでしょうか?

実は新幹線によく似た列車が高知家窪川駅と愛媛県宇和島駅の間を走っているのです。

その名も「鉄道ホビートレイン」。

新幹線開通時に走っていた0系新幹線の見た目をモチーフとした外観の観光列車で、1日2往復走っています。

しかも車内には実際に新幹線で使われていたシートを使っていたり、鉄道模型が置かれていたりとファンには嬉しい仕様となっています。

四国に訪れた際には一度乗車してみてはいかがでしょうか?

 

在来線より新幹線に乗ったほうが安い区間がある。

長野県飯山駅と新潟県上越妙高駅間を在来線を乗り継いで行くと1610円ですが、北陸新幹線で行くとなんと1390円と220円も安く、しかも時間的にも2時間早く移動できるのです。

これは、在来線だと第三セクターが運営する鉄道を乗り継がないといけないのでその分運賃が割高になるほか、間にある山を経由しなければならないのに対し、新幹線だトンネルで抜けて行くので距離も在来線の2分の1以下になるからなのです。

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執筆
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