ライバル関係の雑学
【聞くトリビア 読む編part.13】

映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』は9・11同時多発テロを予言していた。

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』にドクがテロリストに襲われるシーンがあります。

その場所が「TWIN PINES MALL」（二本松モール）というツインタワービルをイメージさせる名前で、その看板にある時計の時刻が「1:16AM」となっています。

この時刻を逆さまに見ると「911」になることから、9・11テロの予言ではないかという噂が生まれています。

また、同映画2作目でもスクリーンに2本の松が登場した後に世界貿易センターのツインタワービルが映る場面があり、これも噂に拍車をかけたようです。

コアラのマーチの「眉毛コアラ」の眉毛は、眉間のシワである。

見つけたらその日はラッキーともいわれるコアラのマーチの眉毛つきのコアラ。

実は、これは誤認されたものが公式に逆輸入されたパターン。

コアラのマーチは名前の通り、楽器を演奏しているコアラが描かれていました。

その中で、ラッパを吹いているコアラには眉間にしわがあり、それが眉毛と認識されて広がったそうです。

今では逆に公式に「まゆ毛コアラ」という名前になっています。

松尾芭蕉の正体は、忍者である。

俳人・松尾芭蕉の生涯は非常に謎が多いことで知られています。

出身地が現在の三重県の伊賀であるところから、彼が忍者であるという噂もよく聞かれます。

その話を裏付けるようなエピソードが、彼が『おくのほそ道』を書いた時の旅の距離を計算したところ、実に1日あたり50kmも歩いていたというもの。

当時、芭蕉は45歳で、江戸時代の平均寿命と同じぐらい。

そんな年齢でそれだけの距離を歩くのは相当なことです。

こんなことができたのは彼がまさに忍者だったから、と信じる人も多いのもうなずけるエピソードです。

座敷わらしに会うことができる旅館がある。

岩手県二戸市の金田一（きんだいち）温泉には、座敷わらしに会えるという伝説を残す旅館があります。

その名は「座敷わらし伝説の宿　緑風荘（りょくふうそう）」で、ここの奥座敷にある「槐（えんじゅ）の間」という部屋に「亀麿（かめまろ）」という名前の座敷わらしが現れるといわれています。

亀麿を見ると幸運に恵まれると伝えられるため、多くのお客さんがここを訪れるという人気の旅館です。

また、旅館の敷地内には亀麿を祀った神社があり、宿泊されるお客さんがお参りしていくそうです。

かつてのファミコン名人・高橋名人は、警察に逮捕されたことがある。

1秒間に16連射というプレイで80年代に大活躍したファミコンの高橋名人は、実はコントローラにバネを仕込んでいた詐欺で逮捕されたことがある…という噂が出回ったことがあります。

発端は高橋名人が、一日警察署長に任命されたために警察に呼ばれたということをイベントで話したことでした。

それを子どもたちは勘違いして、高橋名人が警察に行くということは悪いことをしたからだ！という話に。

それが、高橋名人逮捕説の真相でした。

逮捕理由のコントローラにバネを仕込んだというのは後付のデマです。

大友克洋の漫画『AKIRA』は、東京オリンピックの中止を予言していた。

大友克洋の漫画『AKIRA』は1982年に連載が始まりましたが、その作品が2020年の出来事を予想していたということで話題となりました。

作品内では2020年に東京でオリンピックが開催されることになっています。

しかもこのオリンピック、東京そのものが壊滅したことにより開催の危機を迎えてしまっているのです。

作品内の壊滅の原因はAKIRAの超能力によってなのですが、現在コロナで危機的状況を迎えている日本に何かと共通点を感じてしまうのは気のせいでしょうか。

コーラを飲むと骨が溶ける。

大人の方で、コーラを飲むと骨が溶けるから飲むなと注意された経験のある方も多いのではないでしょうか？

実際のところどうなのかというと、コーラに限らず多くのジュースに含まれている酸味料は、骨や歯を構成しているカルシウムやマグネシウムを溶かす性質を持っています。

だから実際に骨や歯は溶けてしまうのです。

とはいえ、これはこのような飲み物に長時間、骨や歯を漬けていた場合の話で、実際は直接コーラが骨に届くこともありませんし、歯に長い間くっついているわけでもないので、普通に飲む限りは影響ありません。

船や飛行機が消えてしまうという謎の海域は、日本にもある。

カリブ海にあり、その中に入った船や飛行機が行方不明になるという噂の魔の水域・バミューダトライアングル。

実は同じようなものが日本にあるということはご存知でしょうか？

その名も「ドラゴントライアングル」といい、千葉県房総半島の野島沖、小笠原諸島近海、そしてグアムを結んだ三角水域がこれにあたります。

1952年、船員31名が乗った船・第五海王丸がこの水域で突然姿を消して依頼、様々な船や飛行機が行方不明となっているのです。

ただ、この区域は台風や暴風雨が多く、ただでさえ遭難しやすい区域ではあるので、原因不明というわけではなさそうです。

ポケモンは、はるか未来のお話である。

『ポケットモンスター』シリーズにはアルファベットを模した「アンノーン」というポケモンが登場します。

そして、このポケモンの説明には「古代文明の文字に似ている」とあります。

ここから考えると、アルファベットが使われている現代はポケモン世界の古代、つまり、ポケモン世界は遙か未来の話ということになります。

なお、アンノーンはアプリ『ポケモンGO』ではとてつもなくレアで、イベントなどに参加しないとほぼ入手は不可能です。

米軍は、宇宙から地上を狙う兵器を開発している。

宇宙空間から重さ100kgのタングステン合金の棒にロケットブースターを取り付けて地球に向け発射する「神の杖」という兵器をアメリカが開発しているという噂があります。

武器としては単純なように思えますが、これを発射すれば大気圏落下中に速度はマッハ9.5に到達し、地上に落ちれば小型の核兵器ほどの威力を持つといいます。

アメリカはこの噂を否定していますが、真相は謎に包まれています。

オービスは、200キロ超えだと映らない。

高速道路などの速度違反取り締まり装置、オービスはとらえられる速度に限界があるので、超スピードなら逆に捕まらないという話を聞いたことがあるでしょうか？

しかし、これは間違いで、2016年に中央高速で時速235キロを出した男はバッチリ表情まで撮影されており、2018年に摘発されています。

速度超過は大きな危険が伴います。安全運転を心がけて下さい。