ライバル関係の雑学
【聞くトリビア 読む編part.12】
コカ・コーラとペプシコーラが、宇宙で対決したことがある。
1985年、スペースシャトル、チャレンジャー号の中でコーラを飲もうというプロジェクトが実施されました。その中で行われたのはコカ・コーラとペプシコーラの飲み比べ。
お互い、相当な資金をかけて宇宙でも対応できるコーラ缶を開発しましたが、缶の技術的にはコカ・コーラ社の勝ちとなりました。
しかし、味はどうだったかというと、両方ともそれほどでなかったそうです。
宇宙では味覚が変わってくるのかもしれません。
地球に移住しようとしていたバルタン星人は、20億人以上。
ウルトラマンのライバル・宇宙忍者バルタン星人が住む星は核実験により滅んでしまいました。
その間に実は20億3千万人のバルタン星人が宇宙旅行中だったのです。
帰る星がなく宇宙に取り残された彼らは、宇宙船の修理のために立ち寄った地球を気に入り、侵略を試みますが、ウルトラマンに倒されてしまいます。
『ウルトラマン』でバルタン星人は2回登場しますが、2回目のものは、1回目に倒されなかった生き残りの別個体ということです。
ウルトラマンと仮面ライダーが、共演した作品がある。
1993年、円谷プロと東映が手を組み、あるオリジナルビデオ作品が発売されました。
そのタイトルは『ウルトラマンVS仮面ライダー』。
タイトルだけ聞くとウルトラマンと仮面ライダーが闘うように思えますが、実はウルトラマンと仮面ライダーがともに敵に立ち向かうというお話。
この作品の最大の見どころは仮面ライダーがウルトラマンとともに巨大化する場面です。
敵に対してスペシウム光線とライダーキックを同時に放つ場面は特撮ファン誰もが見逃せないシーンでした。
マリオとワリオは、幼なじみである。
任天堂の『マリオシリーズ』の敵役といえば、クッパもしくはマリオを悪人顔にしたようなワリオが思い浮かぶでしょう。
このマリオとワリオの関係ですが、任天堂のホームページのゲームボーイのページにある「ワリオ様の部屋」で、幼なじみと直々に答えています。
ちなみに、マリオをライバル視するのはなぜという質問に対しての答えは、「オレがはなから勝っているから眼中にない」です。
『キャプテン翼』の大空翼と日向小次郎が協力して打ったシュートは、キーパーに防がれた。
『キャプテン翼』のライバルといえば主人公の大空翼(おおぞらつばさ)と日向小次郎(ひゅうがこじろう)ですが、国際ジュニアユース大会では同じ日本代表としてチームメイトになります。
決勝の西ドイツ(当時)戦では、鉄壁の守備を誇るキーパーのミューラーに対し、それぞれの必殺技・ドライブシュートとタイガーショットを同じタイミングで合わせた「ドライブタイガーツインシュート」を放ちます。
ライバルが仲間となり、協力して出した必殺技がゴールを割るという展開は王道ですが、このシュートは意外にも片手でキャッチされています。
カブトムシとクワガタ。つかむ必要があるクワガタの方が基本的に弱い。
カブトムシとクワガタといえば、ともに強い力を持つ昆虫で、相撲対決をさせた経験のある方も多いのではないでしょうか。
この両者、いったいどちらのほうが強いかというと、基本的にはカブトムシのほうが強いとされています。
その理由はクワガタの戦い方にあります。
クワガタは相手を吹っ飛ばすためにはまずつかむ動作が必要ですが、カブトムシはツノだけで相手を倒せるためです。
南北戦争の際、北部が共和党だったが、共和党の現在の基盤は南部である。
南北戦争に際して、奴隷制廃止を訴えたリンカーン率いる共和党は北部でした。
その後、南部では大きな戦争の爪痕を残した共和党が嫌われる傾向がありました。
しかし、その一方で南部の保守層は、自分たちの税金が黒人層に使われるのも嫌がりました。
そのため、南部の保守層は次第に共和党支持へ移り、現在では南部のほうが共和党支持が多い地域となっています。
上杉謙信と武田信玄の「敵に塩を送る」のエピソード。謙信が信玄に塩を売ったとも言われている。
上杉謙信は商才にも優れていた人物です。
彼は生涯で現在の貨幣価値でいうと35億円ほどの財産を築いたといいます。
そこまでの収入を得るために、船に関税をかけたり、越後上布(じょうふ)を売るため京都に家臣を常駐させたりしました。
そんな事情もあり、上杉謙信は武田信玄に高額で塩を売ったのではないか、という説も残されています。
上杉謙信と武田信玄の後継者同士は、親戚になった。
上杉謙信の後継者は、後の五大老のひとりである養子の上杉景勝(かげかつ)。
武田信玄の後継者は、長篠の戦いで知られる武田勝頼。
この両者、父親はライバル関係にありましたが、子の代になると同盟関係となっています。
上杉景勝は武田勝頼の妹である菊姫を正室に迎えており、関係が良好だったことがうかがえます。
プーマとアディダスの創業者は、兄弟である。
兄のルドルフ、弟のアドルフは、元々ダスラーというスポーツシューズメーカーをともに経営していました。
しかし、第二次世界大戦の影響で兄弟間に問題が起こります。
ヒトラー政権の支持に関して意見が分かれ、さらにアドルフは仕事を理由に兵役免除されたにもかかわらずルドルフは徴兵され、対立が決定的になったのです。
戦後、両者は袂を分かち、兄はプーマ、弟はアディダスを創業しました。
2人が没した後もこの2社は熾烈な競争を続けています。
プロ野球の巨人と阪神の応援歌は、同じ人が作曲している。
プロ野球の永遠のライバル、巨人と阪神。
それぞれの応援歌である巨人の『闘魂こめて』と阪神の『六甲おろし』が非常に有名です。
この2曲、実は同じ人が作曲していることをご存知でしょうか?
その人物とはNHK連続テレビ小説『エール』の主人公のモデルとなった古関裕而です。
『六甲おろし』は1936年、『闘魂こめて』は1963年に作曲したもので、ともにファンの気持ちを高める歌として現在も歌い継がれています。
ちなみに1950年には中日ドラゴンズの当時の応援歌も作曲しています。
浜松市と宇都宮市は、ここ数年、ギョーザ購入額日本一の座を交互に奪い合っている。
浜松市と宇都宮市は餃子が名物で、ともに餃子を前面に出して都市PRも行っています。
そんな両都市ですが、県庁所在地と政令市のギョーザの1世帯(2人以上)あたりの購入額について、抜きつ抜かれつの間柄です。
2014年から16年にかけては浜松市が3年連続トップの座にありましたが、2017年には宇都宮市が逆転、18年には浜松市が再度逆転、19年にはまた宇都宮市、さらに20年は浜松市が奪還と、一歩も引かない戦いが展開されています。
掲載日時 | 2021/2/26 18:15 |
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