よみもの|イラスト雑学
兵庫県の鶴林寺には、×××仏像がある。
【イラスト雑学part.25】
色んな表情の仏像があることで有名な京都の三十三間堂。
千もの仏像が並び、自分に似ているものも探す楽しみがあります。
しかし、そんな三十三間堂にもない珍しい表情の仏像が兵庫県の鶴林寺にあるとのこと。
それは……?
なんと、ウインクしている仏像があるんです。
イラストだと結構可愛く書いてありますが、実物も本当にかわいいので是非ご確認を。
この仏像の名前は「摩虎羅(まごら)大将」。
サンスクリット語で「偉大なる蛇」を意味するとおりごっつい響きの名前ですが、実は音楽をつかさどる神とのこと。
さて、なぜウインクをしているかというと…実は弓矢を射っているところなんだとか。
仏像がつくられた当初は弓矢も備わっており威厳があったそうですが、その弓矢も失われた結果おちゃめな仏像になったんだとか。
鶴林寺HPはこちら(https://www.kakurinji.or.jp/)
掲載日時 | 2021/10/5 16:00 |
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イラスト
栗林 拓司
1980年生まれ・神奈川県出身
編集プロダクション、映像制作会社勤務を経て、
2011年よりフリーランスのライター・イラストレーターとして活動。
近年は児童向け小説やコミックイラストにも携わる。
趣味はワインを飲むことと食品サンプルの収集。
クイズに関するニュースやコラムの他、
クイズ「十種競技」を毎日配信しています。
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