よみもの|イラスト雑学

海外の雪だるまは……?
【イラスト雑学part.16】

冬至もとっくに過ぎ、間もなく節分、そして立春と暦の上では春も近い今日この頃ですが、日本だと最も寒くなるのはこれからの時期。

豪雪地帯は憂鬱でも、普段雪が降らない地域でも雪遊びが期待できるのではないでしょうか。

南九州生まれの私でも、雪だるまくらいをつくれるくらいの雪は経験したことがあります。

 

さて、そんな雪だるまですが、日本のものと海外のものでは決定的な違いがあります。

それはどこでしょう?

ヒントは、『アナ雪』のオラフ。

矢印

そう、海外の雪だるまは三段なんです。

オラフも三段ですよね。

この三段は、人の頭・胴・腰を表していると言われています。

 

そもそも、雪でつくった人形を”雪だるま”と言うのは日本だけの話。

英語だと”snowman”、フランス語”bonhomme de neige”(bonhomme =man、neige=snow)、中国語”雪人“など、基本的に『雪の人形』ということになる。

 

日本式の”雪だるま”の起源は定かではないが、江戸時代には縁起物として浮世絵などに描かれていたとのこと。

当時は顔は描かれていたが枝でつくられた手足なかった様子。

つまり、日本ではあくまで縁起物の”達磨”が起源であって、海外でいうところの”snowman”とは厳密に違うものなのだ。

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イラスト
栗林 拓司

1980年生まれ・神奈川県出身

編集プロダクション、映像制作会社勤務を経て、

2011年よりフリーランスのライター・イラストレーターとして活動。

近年は児童向け小説やコミックイラストにも携わる。

趣味はワインを飲むことと食品サンプルの収集。

 

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