よみもの|イラスト雑学
チキンナゲットの「ナゲット」は×××という意味。
【イラスト雑学part.10】
今日は食べ物の語源のお話。
アメリカ生まれの「チキンナゲット(chicken nugget)」は、鶏肉のカケラや鶏ミンチを塊にして衣をまぶして焼いたり揚げたりした食べ物。
ハンバーガーショップや宅配ピザ屋さんなどでは定番のメニューですね。
ケチャップやマスタードをたっぷりつけて炭酸飲料で流し込むのは、体に悪いとわかっていてもやめられないものです。
アメリカでは、鶏皮をつけて塊が崩れないようにするのも一般的。
その際、皮と身は別々の肉を使ったものはチキンナゲットと呼ばないと法律で決まっているのだとか。
さて、この「チキンナゲット」、「チキン」はもちろんニワトリのこと(本場では他の動物のミンチも使うそうですが)。
では、「ナゲット(nugget)」の意味はご存じですか…?
そう、実は「金塊」の意味なのです。
といっても、ただの「金塊」ではなく「自然の金塊」。
延棒というよりは砂金のことです。
なぜそんな名前がついたのかというと、単に「砂金と、この料理の形が似ていたから」。
あくまで一説ですが、「チキンナゲット」がアメリカのゴールドラッシュの時代に発明された料理という話もあるそうです。
一攫千金のアメリカンドリームに思いを馳せながら、この料理を食べるのもまた一興…?
掲載日時 | 2020/11/2 17:30 |
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イラスト
栗林 拓司
1980年生まれ・神奈川県出身
編集プロダクション、映像制作会社勤務を経て、
2011年よりフリーランスのライター・イラストレーターとして活動。
近年は児童向け小説やコミックイラストにも携わる。
趣味はワインを飲むことと食品サンプルの収集。
クイズに関するニュースやコラムの他、
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