モミジ院長のリカバリー日記第19回
(続き)第1、第2のハードルをクリアし、ホッとする間もなく、次は出場するための第3のハードルである。
「ポリクリで回る予定の各科教授への説明を行う」という課題である。
出場するにあたり、このハードルが最もハードである。
母や姉はもちろん家族だし、入局予定の教授は、ある意味一生の付き合いになる人であるのに対し、ポリクリで回る先生はあくまでもデジタルな対応になるだろう。そして、その分シビアだ。
当然、自分のやろうとしている行動は普通の医学部6回生の行動としては考えられないことだから、厳しい言葉も覚悟していた。
とくに、9月上旬~中旬にかけて回る予定の内科ポリクリの先生は通常から学生には厳しい先生として有名である。
ただ、この先生の扉を開かなければ何も始まらないので、思い切って最初に飛び込み、気持ちをすべて伝えることにした。(続き)
【今週のテーマ「言葉」】
文学の分野から「言葉①」
月・水・金で8問ずつ、難易度別に出題の予定。
(月) 初級 (水) 標準 (金) 上級者向け
問題1 つらく苦しいことでも続けていれば報われることを例えて、「石の上にも何年」と言う?
問題2 春の空、夏の空、秋の空、冬の空のうち、変わりやすい女性の心に例えられるのはどれ?
問題3 回りくどいことや、物事がうまくいかず、もどかしい時に使う諺は次のうちどれ?
①二階から目薬 ②三階から目薬 ③四階から目薬
問題4 ことわざで、入浴を簡単に済ませることを、「何の行水」という?
問題5 「とかげ」や「こうもり」を漢字で書いたときに共通して登場する部首は何?
問題6 中型国語辞典の「広辞苑」、「大辞林」、「大辞泉」のうち、収録語数が一番多いのはどれ?
問題7 「電場」、「磁場」、「重力場」などの熟語は、重箱読み、湯桶読みのどちら?
問題8 次の並びにはある一定の法則があるが、□に入るアルファベットは何?
J ⇒ F ⇒ M ⇒ □ ⇒ M ⇒
正解【言葉①】
問1 三年(「石の上にも三年」を英語で表現すると、次のような感じとなる。Perseverance prevails.とか、Three years on a stone)
問2 秋の空(現在では「女心と秋の空」が使われるが、江戸時代までは「男心と秋の空」)と言われていた。)
問3 ①二階から目薬(江戸時代、元禄13年の書物『風流御前義経記』に書かれた一節「二階から目薬さす仕掛け、さりとは急な恋ぞかし。」が由来、また、上方いろはかるたの「に」の札 )
問4 からす(「烏の行水」と反対の意味の言葉としては、「垢も身の内」とか「腰抜け風呂」などがある)
問5 虫偏(「蜥蜴(とかげ)」「蝙蝠(こうもり)」と書く、虫ではないのに虫偏を使うものとして、「蚫(あわび)」「蝦(えび)」「蛎(かき)」「蜆(しじみ)」「虹(にじ)」「蛇(へび)」「蝟(はりねずみ)」「蝮(まむし)」など)
問6 大辞泉(『広辞苑』は、25万語(岩波書店)、『大辞林』は25万1千語(三省堂)、『大辞泉』は三十万語(小学館))
問7 重箱読み(「重箱読み」というのは、「重」は音読み、「箱」は訓読みとなる。「湯桶読み」はその逆。訓読み・音読みとなる。)
問8 A(January, February, March, April, Mayというように、英語に直したときの「月」のアルファベットの頭文字)
ジャンル | モミジDr.のリカバリー日記 |
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掲載日時 | 2020/4/20 16:00 |
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