モミジDr.のリカバリー日記 第329回「文学作品の冒頭」
先日、ある大会を企画し、無事に終えることができ、ホッとしている。
だいたい一つのイベントを終えると、その後、呆けたようになるのだが、今回は比較的やることがあるため、呆けることもなく、いろいろ処理できている感じである。
今週のある一日を振り返る
05:55 起床
07:30 移動
08:30 勤務先到着
17:30 業務終了
18:00 議事録作成
18:30 みんはや問題作成
19:30 住所録などの整理
20:30 project①企画
21:15 移動
21:55 帰宅
22:00 みんはや
22:25 食事
22:45 入浴
23:15 推し活
24:30 就寝
と、こんな感じである。自分の一日の行動をメモしておくと、後で振り返った時、便利なことも多いので、お勧めである。
【今週のテーマ「文学作品の冒頭」】
文学の分野から「文学作品の冒頭」
問題01
(四択)「どっどど どどうど どどうど どどう」という冒頭が有名な、宮沢賢治の作品は?
① 『銀河鉄道の夜』 ② 『注文の多い料理店』 ③ 『風の又三郎』 ④ 『セロ弾きのゴーシュ』
問題02
(四択)清少納言の『枕草子』の冒頭で、「雨など降るもをかし」と書かれているのはどの季節?
① 春 ② 夏 ③ 秋 ④ 冬
問題03
(四択)「えたいのしれない不吉な塊が私の心を始終圧え付けていた。」で始まる有名な文学作品。文中の「塊」とは何?
① リンゴ ② ミカン ③ ブドウ ④ レモン
問題04
(四択)太宰治の小説『走れメロス』の冒頭で正しいのはどれ?
① メロスは笑った ② メロスは号泣した ③ メロスは嫉妬した ④ メロスは激怒した
問題05
(四択)プルーストの小説『失われた時を求めて』第1編「スワンの恋」の冒頭に登場する甘いお菓子といえば?
① マドレーヌ ② フィナンシェ ③ カヌレ ④ マカロン
問題06
(四択)物語の出だし部分がタイトルと同じ言葉でないのは?
①『山椒魚』 ② 『友情』 ③ 『高瀬舟』 ④ 『武蔵野』
問題07
(四択)「完璧な文章などと言ったものは存在しない。」で始まる小説を書いた作家で、これがデビュー作でもあるのは?
① 三島由紀夫 ② 太宰治 ③ 村上春樹 ④ 大江健三郎
問題08
(四択)西加奈子の小説『サラバ』の冒頭。「僕はこの世界に□□から登場した。」、□□に入る言葉は?
① 左足 ② 右足 ③ 左手 ④ 右手
問題09
(四択)小林多喜二の小説『蟹工船』の出だし「おい、地獄さ行くんだで!二人はデッキの手すりに寄りかかって~」。どこの街を見ていた?
① 函館 ② 釧路 ③ 根室 ④ 網走
問題10
(四択)「こいさん、頼むわ」で始まる谷崎潤一郎の小説『細雪』で、主人公の四姉妹のうち、最後に登場するのは?
① 鶴子 ② 幸子 ③ 雪子 ④ 妙子
正解【文学作品の冒頭】
問題01
③ 『風の又三郎』
問題02
② 夏(夏は夜 月の頃はさらなり 闇もなほ 蛍の多く飛び違ひたる また、ただ一つ二つなど ほのかにうち光りて 行くもをかし 雨などふるもをかし)
問題03
④ レモン(梶井基次郎の代表作『檸檬』の冒頭部分である)
問題04
④ メロスは激怒した
問題05
① マドレーヌ
問題06
② 『友情』
(『友情』の出だしは「野島が初めて杉子に会ったのは帝劇の二階の正面の廊下だった」、『山椒魚』の出だしは「山椒魚は悲しんだ。彼は彼の棲家である岩屋~」、『高瀬舟』の出だしは「高瀬舟は京都の高瀬川を上下する小舟である」、『武蔵野』の出だしは「武蔵野の俤は今わずかにいる入間郡の残れり」)
問題07
③ 村上春樹
(デビュー作『風の歌を聴け』の冒頭である)
問題08
① 左足
問題09
① 函館
(オホーツクの海に出かけるカニをとる漁船「博光丸」での話)
問題10
① 鶴子
(冒頭文『「こいさん、頼むわ」。鏡の中で、廊下から後ろへ這入ってきた妙子を見ると、自分で襟を塗りかけていた刷毛を渡して、其方は見ずに目の前に映っている長襦袢姿の抜き衣紋の顔を他人の顔のように見据えながら、「雪子ちゃん下で何してる」と幸子は聞いた』と、ここで、三人の名前が登場した)
ジャンル | モミジDr.のリカバリー日記 |
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掲載日時 | 2024/11/28 16:00 |
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