モミジDr.のリカバリー日記第269回「風呂」
年齢を重ねるにつれ、だんだん入浴することが好きになってきた。
若いころはとくに意識したこともなかったが、最近は入浴できるありがたみを感じる。
現状、朝は忙しいのでシャワーのみ、夜はゆったりと湯船につかるというスタイルの「1日二回入る派」であるが、皆さんはどうだろう。
生活の中からクイズを作るのだが、今まで「風呂」に関してはテーマとして取り上げたことがなかったので、ぜひ解いていただけたら。
【今週のテーマ「風呂」】
グルメ・生活の分野から「風呂」
問題01 お風呂に入ってもすぐに出ることを、ある鳥を使って「何の行水」という?
問題02 ロシア民謡『一週間』の歌詞で、お風呂に入ったのは何曜日?
問題03 風呂場で、水切りのために張ってある、間を透かせた板のことを何という?
問題04 別名を「長州風呂」という、かまどの上に直接のせた風呂のことを、ある盗賊の名前を使って何という?
問題05 年中行事の風習で、「端午の節句」の時にお風呂に入れるのは「ショウブ」、では、冬至の日に入れる果実といえば?
問題06 物語に登場するお風呂好きのキャラクター、『ドラえもん』では、しずかちゃん、ではドラマ『水戸黄門』といえば演じる俳優は?
問題07 風呂屋の脱衣場で盗みを働く泥棒のことを、「何かせぎ」という?
問題08 本名を菊池久徳という江戸時代の戯作者で、『浮世床』や『浮世風呂』などの滑稽本で知られるのは?
問題09 自宅の風呂場で転倒して肋骨を骨折したため、東京・麻布のスウェーデン大使館で授賞式が行われたエピソードのある、日本人ノーベル賞受賞者といえば?
問題10 昭和59年の「日本語スピーチコンテスト」で、「トルコ風呂」をテーマに取り上げたことから、のちにこの言葉が使用されなくなるきっかけを作ったことで知られるトルコの留学生は?
正解【風呂】
問題01 からすの行水(風呂関連の言葉としては、「焚きつける」「関の山」「さら湯」「湯加減」「湯あたり」「打たせ湯」「産湯」「湯舟」「風呂吹き大根」「大風呂敷」「出歯亀」「沐浴」)
問題02 火曜日(月曜日にお風呂を焚いて 火曜日はお風呂に入り、水曜日に友達が来て 木曜日は送っていった 金曜日は糸巻きもせず 土曜日はおしゃべりばかり)
問題03 すのこ(他の用語では、風呂場にある、セメントや土で固めた土間⇒三和土(たたき)、風呂場にみられる黒いゴムでできた栓⇒「ぎぼし」、江戸時代の銭湯で、湯舟と洗い場の間に設けた出入口⇒「ざくろ口」)
問題04 五右衛門風呂(ごえもんぶろ、12世紀、重源という僧が中国で知ったものを日本に持ち帰り始まったとされる。現在、国内唯一「大和重工」が作っている)
問題05 ユズ(ひび割れ、あかぎれ、風邪などに効用があるとされる)
問題06 由美かおる(本名・西辻由美子、『水戸黄門』では、くのいちの「かげろうお銀」として知られる)
問題07 板の間稼ぎ(いたのまかせぎ、他の泥棒に関する用語では、「車上荒らし」「枕探し」「火事場泥棒」「かっぱらい」「護摩の灰」「空き巣狙い」「辻強盗」「追いはぎ」「ひったくり」「置き引き」「巾着切り」)
問題08 式亭三馬(しきていさんば、『浮世風呂』は、下町庶民の社交場「銭湯」を舞台にした滑稽本)
問題09 朝永振一郎(ともなが・しんいちろう、授賞式に出られなかった人物としては、体調不良の南部陽一郎博士も。風呂場で大発見したエピソードを持つ学者はアルキメデス、銭湯で働いているところをスカウトされたのは、第36代横綱・羽黒山、「大風呂敷」と呼ばれた政治家は後藤新平)
問題10 ヌスレット・サンジャクリ(地震研究家、そのスピーチののちに社会問題となり、「個室付き浴場」は「ソープランド」という名称に代わった。名称問題で相談していた相手は小池百合子)
ジャンル | モミジDr.のリカバリー日記 |
---|---|
掲載日時 | 2023/8/17 12:00 |
タグ | 風呂 |
クイズに関するニュースやコラムの他、
クイズ「十種競技」を毎日配信しています。
クイズ好きの方はTwitterでフォローをお願いします。
Follow @quizbang_qbik