モミジ院長のリカバリー日記第79回
(続き)最初のカドをうまく取れた場合とそうでない場合のその後の展開は、天国と地獄の差がある。
もし、最初のカドのチャンスに失敗したとしたら、次のチャンスまで再び沈黙しなければならない。
沈黙作戦の場合、これが怖いのである。
カドを意識しすぎると、最初から最後まで沈黙(=地蔵)となる可能性がある。
そうなるよりは単純明快に分かる問題を押す、という方が気持ちが良い。
アタック25のゲームを何度も繰り返しやっている中で、最初のカドまで取らないパターン、最初からガンガンとっていくパターン、2枚目はとらないパターン、いろいろ試してみた。
それを踏まえ、自分なりに序盤の戦略を立てた。そして、以下の方針でやってみようと思った。
1枚目:とっても取らなくてもよい
2枚目:早押しに極力参加しない
例えば、他の人が13番⇒8番という展開になったとしたら
3枚目:とっても取らなくてもよい
13番⇒8番⇒3番という、上に延びる形になったとしたら
4枚目:絶対に早押しに参加しない
この形だと、どこをとっても有利な形に持ち込めなくなってしまう
カド2の位置すなわち
2、4
に誰かが入った瞬間、次の問題を全力で取りに行く。(続く)
テーマ問題「ピアノ②」
問題 9 アイルランドのピアノ奏者ジョン・フィールドが創始した、日本語では「夜想曲」と呼ばれる音楽形式は何?
問題10 ピアノの生産台数は世界一であり、世界最大の総合楽器メーカーである「ヤマハ」。その社章やロゴマークに描かれているピアノの演奏の際に用いる器具は何?
問題11 ベートーベンの三大ピアノソナタといえば、第8番の『悲愴』、第14番の『月光』と第23番の何?
問題12 ミラノ公プロスペローを主人公とするシェイクスピアの戯曲と、ベートーベンのピアノソナタ第17番に共通するタイトルは何?
問題13 ショパンの演奏家として活躍したピアニストで、ポーランドの独立運動に加わり、1919年にはポーランド共和国初代首相になったのは誰?
問題14 山口県萩市の熊谷美術館に現存する、日本最古のピアノは元々誰が所有していたもの?
問題15 1853年に創業したドイツ・ライプツィヒにある老舗のピアノメーカーで、高音部に「アリコート」と呼ばれる4本目の弦があることが特徴的で、リストやドビュッシーら多くの音楽家から愛されているのは?
問題16 大正元年、華族会館において、日本初のピアノ・リサイタル「ショパン・アーベント」を開催した音楽家は誰?
正解【ピアノ②】
問9 ノクターン(ジョン・フィールドはムッツィオ・クレメンティの弟子。ロシアに長く滞在し、「ロシア近代音楽の父」と称される、ミハイル・グリンカを指導したことで知られる。「小夜曲」はセレナーデ)
問10 音叉(3本の音叉が交差した図案となっている。音叉は英語で「チューニング・フォーク」という。イギリス王室のトランペット奏者ジョン・ショアが発明)
問11 『熱情』(楽譜はフランツ・フォン・ブルンスヴィック伯爵に献呈。「熱情」という副題は、ハンブルクの出版商クランツが命名。)
問12 『テンペスト』(初版はハンス・ゲオルク・ネーゲリが企画した「クラヴサン奏者演奏曲集」の中の一つとして収録された)
問13 (イグナツィ・ヤン・)パデレフスキー(1941年にアメリカで客死した。アーリントン墓地に埋葬されたが、のちにワルシャワに戻った。)
問14 (フィリップ・フランツ・フォン・)シーボルト(1823年、スクエアピアノ)
問15 ブリュートナー(世界四大ピアノメーカーに数えられることもある。イギリスをはじめ、各国の王室御用達。ザ・ビートルズの『レット・イット・ビー』の作曲の際もポール・マッカートニーがブリュートナーで演奏)
問16 澤田柳吉(さわだ・りゅうきち、浅草オペラの創設にも関わった)
ジャンル | モミジDr.のリカバリー日記 |
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掲載日時 | 2020/10/15 16:00 |
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