モミジ院長のリカバリー日記第1回
先日、親交のあるキュービックの仲野社長より突然メールが舞い込んできて、「よみものコーナー」の一つを寄稿してほしいという依頼があった。
私なんぞよりも、東大王で活躍中のM君、Qさまで大活躍したN君、頭脳王やオープン大会で活躍したH君、中堅王にも輝いたY君など、実力のある後輩のクイズドクターがたくさんいるし、おこがましいので、最初はお断りしようと思った。クイズの実力、頭の柔らかさ、早押しの初速スピード、顔面偏差値、全てにわたって自分は負けている。
私が唯一、彼らより上回っているもの、それは年齢だけである。社長より一つ年上の私にできることは、医療とクイズの経験に基づいたお話だけであるが、それだけでは面白くないし、連載するのは難しい。
やはり、お受けすることはできないな、と感じていた。しかし、せっかくの依頼なので、少し時間をおいて冷静に考えてみた。
私に少しだけアドバンテージがあるとしたら、交友の広さだろうか。
若きクイズ王から90歳を迎えるクイズプレーヤー、一部芸能人の方まで仲良くさせていただいている。
不定期だが、「モミジの杜杯」という例会を地元広島のサークルで開催しており、定員60名が濃いメンツで埋まる。しかし、友人をネタにするのも難しいし、限界もある。
そんなことを徒然と考えているうち、一つ閃いた。元々、クイズの実力はないのだが、さらにこの10年で落ち込んだクイズ力を、このよみものコーナーを使って、「回復=リカバリー」させることはできないだろうか。
このコーナーを読んでいただく方々にとっても、一緒に力を養えるような、そんなよみものならば、継続して書けるかもしれない。
今、実力のある方がどんなことをやって強くなっているのか興味があるが、それと反対に「クイズとは、実力がなくても年老いても楽しめるもの」であることを体現できる人間がいてもいいのではないかと考えるようになった。
そのテーマなら書けそうな気がして、一部の読者にもニーズがあるかな、と思い、最終的にお受けすることにした。
アラカンクイズプレーヤーの戯言に少しお付き合い頂けたら幸いである。
【今週のテーマ問題「麻雀」】
私のクイズ人生は、ここからスタートしたので、最初のテーマは「麻雀」
(月)初級 (水) 標準 (金)上級者向け の予定
問1 麻雀で、リーチをかけるときに場に出すのは何点棒?
問2 麻雀の数牌は三種類。ソウズ(索子)、ピンズ(筒子)と?
問3 キン、コン、カンのうち、麻雀で使われる言葉は?
問4 花牌を除き、麻雀の字牌は全部で何種類ある?
問5 花牌を除き、ゲームで使用される麻雀牌は全部で何枚?
問6 麻雀で、通し、積み込み、ツバメ返しといえば、何の用語?
問7 麻雀のゲーム開始の際、親なら牌は何枚ある?
問8 麻雀の役の名前にもなっている、国内では並べる者がいないほど優れた人物を表す四字熟語は何?
正解
問1 1000点棒(中央に赤い点が一つある)
問2 マンズ(ワンズ、萬子)
問3 カン(漢字では、槓)
問4 7種類(白、發、中、東、西、南、北)
問5 136枚(字牌7種類×4+数牌9×3×4=136枚)
問6 イカサマ
問7 14枚(子はスタート時、13枚)
問8 国士無双(由来は『史記』のなかで、劉邦に仕えた韓信のことを指す)
ジャンル | モミジDr.のリカバリー日記 |
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掲載日時 | 2020/3/9 16:00 |
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