よみもの|コラム|モミジDr.のリカバリー日記
vol.57

モミジ院長のリカバリー日記第57回

(続き)広島でクイズ本を手にするとしたら、2004年当時だと何と言っても広島そごうの「紀伊国屋」であった。(現在なら、県内最大の売り場面積を誇り2フロアーを有する「MARUZEN」だろうが。)

広島ではここで目にできるクイズ本が当時の最先端と考えられ、根こそぎ購入した。

その中でも優れた本があった。

『TVクイズ番組攻略マニュアル』

『TVクイズ番組攻略マニュアル2』

『最強!クイズ番組読本』

読み物としても面白いし、3冊こなせば、最近のクイズ事情も少しわかりそうだ。

とりあえず、段ボール箱のなかのクイズ本は手を出さずにこの3冊を仕上げることにした。

軽くマニュアル本を読むと、知り合いがいっぱい登場しているではないか。

面白い。

僕の「空白の12年間がいっぱい書いてあり、面白くてたまらんな。」

予選日までノルマを決めて、3冊の問題をこなすことにしていたが、毎日毎日コラムばかり読んで、問題を全然こなせないまま時が過ぎた。

なにせ、この攻略マニュアルと言う本の解説は凄すぎるのだ。

一つの問題の解答からの解説コーナーがボリューミーで、知識の広がりを作ってくれる。解説を丁寧に読んでいくと、あっという間に時間が過ぎた。(続く)

 

テーマ問題「テニス用語②(ルール・用具など)」

 

問題 9  テニスコートで、シングルスの時にはアウト、ダブルスの時にはインとなる、コート両側に位置する細長いエリアのことを何と言う?

問題10 テニスで、ネット近くに前進してきた相手の逆を突いて脇を鋭く抜くショットを何と言う?

問題11 テニスで、ネットに当たって相手コートに入ったボールのことを何と言う?

問題12 テニスの試合で、1ゲームも得点がとれずにセットが終了することを海外ではある食べ物に例えて何と言う?

問題13 第1回大会は1988年年末から1989年年始にかけて行われ、チェコスロバキアチームが優勝した、その名は1950年代に活躍したオーストラリアの往年のテニス選手にちなんでいる、テニスの男女混合国別対抗戦を何という?

問題14 テニスの試合で、決勝進出者が何らかの事情で欠場となった場合、補欠として代替(だいたい)を務める予選の敗退者のことを何という?

問題15 別名「タンデムフォーメーション」と呼ばれる、テニスのダブルスでサーバーとパートナーが縦に一直線に並ぶ陣形のことを、ある国の名前から「何フォーメーション」という?

問題16 中世ヨーロッパで行われたラケット状の道具を用いてボールを打ち合う競技で、現代のテニスの元になったことで知られ、フランス語で「手のひらの遊び」と言う意味の競技は何?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正解【②】

問  9  アレー(シングルスのサイドラインとダブルスのサイドラインの間のエリア、ボウリングでは、ボールが転がるレーンのことを指す。)

問 10 パッシングショット(テニスとは関係ないが、1990年のマイルチャンピオンシップを勝ったG1馬の名前でもある)

問 11  コードボール

問 12  ベーグル(日本では「団子」と言うこともある)

問 13  ホップマン・カップ(第1回はヘレナ・スコバとミロスラフ・メチーシュのペアが優勝。2019年に大会は終了となった)

問 14  ラッキールーザー(「幸運な敗者」と言う意味の英語から)

問 15  オーストラリアン・フォーメーション(テニスのダブルスの陣形には主に5つある。最も基本となるのが「雁行陣」。一方のプレーヤーが前衛に行き、一方のプレーヤーが後衛となる。続いて「並行陣」。これは文字通り、ヨコに並んだ形となる陣形。そして、「2バック」。「後ろ並行陣」とも言い、相手サーバーの威力がある場合にとる陣形。最後に「アイフォーメーション」。これは、オーストラリアン・フォーメーションの応用で、相手にプレッシャーをかけられ、前衛の動きが分かりにくいことからプロでも採用されるフォーメーション。ちなみに、オーストラリアン・フォーメーションは最近では使われなくなっている。漫画『テニスの王子様』第32話では、聖ルドルフの赤澤・金田ペアに対して青学ゴールデンペアがを行った)

問 16  ジュ・ド・ポーム(英米では「リアルテニス」と呼ぶ。1908年、ロンドン五輪では公式競技であった。パリのコンコルド広場の近くにかつて「印象派美術館」として知られた「ジュ・ド・ポーム美術館」がある。ちなみにバトミントンの元になった競技は「プーナ」と言われる。」)

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いしい記念病院 副院長
森隆徳

学生時代、クイズ番組の出場経験があり、広島でクイズサークル「モミジQ楽部」を友人と立ち上げた。精神科医になり、元祖クイズドクターとしてテレビ番組への出場、自身の大会を開催するなどクイズ活動を行う傍ら、医療の中でクイズを使った活動を行い注目を集めている。

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