ようこそ。「クイズ」というワードについ反応してしまう、そんなあなたをお待ちしていました!
本書は、クイズ界で女帝と呼ばれている著者の脇屋恵子がクイズと出会ってから現在に至るまでの、波乱万丈?!に満ちた28年間を振り返り、クイズを愛する方々に向けたクイズ愛が詰まった一冊です。
また、本文の一部や巻末特典として、日本を代表するクイズ王と著者のお世話になったクイズプレイヤーが作った190問や、初めて問題を作ったという小学生も名前を連ねる『99人の壁』出場者による185問。全375問のクイズも収められているクイズ問題集としても必見です。
著者は25歳だった1992年.クイズ経験ゼロにして、クイズサークル「グランドスラム」を立ち上げ、2002年、サークル発足から10年目にして、クイズサークル日本一を決める深夜番組TBS『天』でサークルを日本一に導くなど、自分がクイズに強くなる努力よりもサークルを育てることに心血を注いできました。そのクイズサークルも2022年には創立30周年を迎えます。
“クイズ王番組”と呼ばれる、クイズ王たちが鎬を削るクイズ番組ではなく、“お茶の間クイズ番組”のように、実力よりもキャラクター重視のクイズ番組では、NHKや民放問わず出場し制覇するという、決してクイズに強いわけではない脇屋がなぜクイズ界で「女帝」と呼ばれるようになったのか?
その謎は、本書で解き明かされますので、ぜひお楽しみください。
【目次】
第一章 クイズとの出会い
第二章 クイズサークル「グランドスラム」を立ち上げる
第三章 「クイズフェスティバル。in東大宮」
第四章 クイズ番組に挑戦す!
第五章 この世はご縁で出来ている
第六章 ネットクイズ番組に挑戦!
第七章『99人の壁』から『ヒルナンデス!』出演まで
第八章 埼玉クイズ王決定戦
第九章 『99人の壁』は、99人との出会い
第十章 グランドスラムの軌跡
【著者プロフィール】
著者:脇屋 恵子
クイズサークル「グランドスラム」会長
28年前の1992年、クイズ経験ゼロにしてクイズサークル「グランドスラム」を立ち上げる。現在も会長を務め、いつしかクイズ界で「女帝」のニックネームを頂戴する。
「女帝」の所以は、本格的な知識を競う“クイズ王番組”ではなく、キャラクター重視の“お茶の間クイズ番組”にて、NHK・民放全て出場制覇。クイズ番組出場までの関門である面接で落とされたのは12番組中、1番組のみという驚異の突破率を誇ることにある。
クイズ番組の主な実績は、テレビ東京「決戦!クイズの帝王」で4週勝抜き、賞金400万円獲得。2002年、クイズサークル日本一を決めるTBSの深夜番組「天」でメンバーを日本一に導く。2018年、フジテレビの「99人の壁」の小説イントロジャンルで番組レギュラー化初の「グランドスラム」を達成。また、「99人の壁」がきっかけとなり日本テレビの「ヒルナンデス!」でカズレーザーさんとの“小説イントロクイズ対決”が実現し勝利を収める。