日本最南端にある坂本龍馬像は、いったいどこにある?!?
坂本龍馬は全国を飛び回った志士でした。つまり全国各地に龍馬ゆかりの地がたくさんあるので、龍馬像はけっこういろんなところで目にします。
そんな中でもいちばん有名な像は、高知の桂浜にある龍馬像でしょうか。もしかしたら一般的には、龍馬の像は桂浜にしかないと思われているかもしれません。
いやいや、そんなことはあり得ないですよ!高知県内だけでも複数の龍馬像が存在します。
高知空港に降り立ったらそこには龍馬像があるし、JR高知駅を降りたらそこにはデッカい龍馬像が建ってます。高知の市街地(龍馬の生地のすぐ近く)には「龍馬のうまれた街記念館」があり、そこにも龍馬像が2つありますよね。さらにこの近くには「南水」というホテルがあって、そこにも龍馬像が。高知市内から離れて梼原町まで足を延ばすと、そこには龍馬やら吉村寅太郎やら沢村惣之丞らの像があります。
とまぁそんな感じで、たくさん建ってます。
次は京都に移りましょう。龍馬の京都でのゆかりの場所といえば、やっぱり寺田屋ですよね。寺田屋にも当然龍馬像はあります。寺田屋のすぐ近くの川のほとりには「龍馬とお龍、愛の旅路像」なるものが。桜で有名な円山公園には中岡慎太郎と2ショットの龍馬像が。龍馬のお墓は京都の霊山というところにあるのですが、そこにも中岡慎太郎と一緒に龍馬がいますよね。
長崎の風頭公園にある龍馬像は、実は私がいちばん好きな龍馬像です。男らしく力強い龍馬が表現されています。長崎には丸山という有名な花街があり、龍馬もここでよく遊んでたということで、丸山公園の中に龍馬像が建ってます。マニアックなところでいうと、上野彦馬という写真家の生家にも龍馬像が建ってたりします。
さらに龍馬がすごいのは、なんと北海道にも像があることです!函館にあります。彼は一生のうちに一度も函館に行ったことなどないのですが、そこそこ立派な龍馬像が建ってます。彼は蝦夷地の開拓を夢見ていたのですが、諸事情があり北海道の地を踏むことはできませんでした。
最後に東京にある龍馬像をご紹介します。東京にもあるんですよ!立会川駅近くの公園に行くと、龍馬がお出迎えしてくれます。昔はこの辺りに土佐藩邸がありました。土佐藩は砲台を築き、ここで龍馬も沿岸警備の任に就いたといわれています。龍馬が剣術修行で江戸に来てる時にたまたま黒船が来航しています。江戸の街中が慌てふためいている状況を、龍馬は自分の目で見ているのです。そして龍馬像は銀座にも!銀座には高知県のアンテナショップがあって、店の前で龍馬がお客様を手招いてくれます。さらにさらに数年前には赤坂にも建ちました!赤坂は勝海舟ゆかりの地として有名ですよね。
で、日本の最南端にあるのは、塩浸温泉にある龍馬像です。「龍馬お龍新婚湯治碑」という名前からもわかるように、龍馬は傷を治すためにこの温泉にやって来ました。龍馬は日本人ではじめて「新婚旅行」に行った人物とされています。寺田屋事件で負傷した龍馬は、その治療も兼ねてお龍と一緒に鹿児島旅行に行ったのです。
以上、まだまだ他にもあるのですが、とにかくこんな感じで日本全国至るところに龍馬はいて、今でも絶賛増殖中なのです(笑)もしかしたらいつの間にか塩浸温泉よりも南にも龍馬像が建ってるのかも?!?
ジャンル | 歴史 |
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掲載日時 | 2020/4/9 16:00 |
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