よみもの|イラスト雑学
大相撲で×××と、即負けになる。
【イラスト雑学part.24】
大相撲には決まり手(勝ちが決まった際の技)が八十二手あり、勝敗が決まった際に「どの技で決まったのか」が公表されます。
八十二手(種類)あるとはいえ、日本相撲協会(https://sumo.or.jp/Kimarite/)によると50%の取組は「押し切り」「寄り切り」の二手で決まるんだとか。
また、昭和30年以降に幕内で使われていない決まり手も、6種類あります。
しかし、決まり手はあくまで「技」。
それ以外にも勝敗の要因、負け扱いとなる要素が大相撲にはあります。
それは……?
そう、力士のまわしが取れてしまうと一発で負けになってしまう、通称”不浄負け”があります。
“不浄負け”はあくまで通称で、記録としては「反則負け」がつくそうです。
といっても、”不浄”の名前の通り、神聖な土俵の上で陰部が事故により露呈してしまった場合にのみ負けになるので、まわしが緩んだりお尻が見えた程度ではセーフです。
まわしの長さは4m~10mもあり、きつく締められているうえ、緩んだ場合は行司が待ったをかけて締めなおすので、この負け方はまずまず起こりません。
戦後ではただ1度きりしか起きていないんだとか。
ちなみに、故意に相手のまわしを取ろうとした場合は反則負けになるのでご注意を(?)。
掲載日時 | 2021/9/14 16:00 |
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イラスト
栗林 拓司
1980年生まれ・神奈川県出身
編集プロダクション、映像制作会社勤務を経て、
2011年よりフリーランスのライター・イラストレーターとして活動。
近年は児童向け小説やコミックイラストにも携わる。
趣味はワインを飲むことと食品サンプルの収集。
クイズに関するニュースやコラムの他、
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