半熟煮玉子を初めてラーメンにトッピングしたお店はどこ?
ラーメンを楽しむにおいて欠かせないもの。
それは《トッピング》。
チャーシュー、メンマ、なると、ネギ、きくらげ、紅しょうが、ほうれん草、ワンタン、などなど。
一杯のラーメンを彩り、我々の目と舌を喜ばせてくれるトッピングの数々。
その種類や盛り付けによってその一杯が与える印象は、千差万別。
麺とスープを引き立てる食材を乗せるのか、はたまたトッピングでインパクトを与えるような食材を乗せるのか。
生意気だが私レベルでも「あ~、このトッピングはこのラーメンに合ってないな~!」とか、「ここにあのトッピング乗せたらもっと良いのにな~!」とか思うことが、たまにある。
それだけ重要な要素であり、そこには作り手のセンスや技術が大きく反映されると言ってもいい。
その数あるトッピングの中でも今やラーメンに欠かせない定番となっている物と言えば、やはり“半熟煮玉子”ではないだろうか。
昔からゆで卵や味を染み込ませた固ゆでの卵などはトッピングとして活躍していた。
革命が起きたのは、1990年代頭。
初めて半熟煮玉子をトッピングとして乗せるラーメン屋が誕生したのだ。
その店の名は、
である!
1992年に東京都江戸川区の葛西駅近くにオープンし、今も人気のお店である。
ちばき屋の店主である千葉憲二氏はこれまでトッピングとして当たり前だった卵に注目し、半熟煮玉子として手を加え世に繰り出したのである。
当時革命的だったと言えるこの半熟煮玉子。
提供する醤油ラーメンの美味しさとこのレボリューショントッピングにより、ちばき屋は一気に名を轟かせることとなった。
それ以降、この半熟煮玉子はラーメン業界に広まり、今やすっかり定番化されたトッピングのひとつとなっている。
この功績は本当に大きく、もしノーベルトッピング賞があればとっくに受賞されていて間違いないと私は思っている。
皆さんもラーメン屋さんで半熟煮玉子に遭遇する機会があれば、少しばかりちばき屋さんの存在を思い出してみてはいかがでしょうか?
ジャンル | 生活 |
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掲載日時 | 2021/2/10 16:00 |
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