プロ野球ドラフト会議「ハズレのハズレ1位」から名球会入りを果たした選手は?
毎年10月に行われる「プロ野球ドラフト会議」、2019年は「令和の怪物」と呼ばれた佐々木朗希投手(大船渡)が4球団競合の末にロッテ、同年の夏の甲子園準優勝投手の奥川恭伸(星稜)は3球団が重複しヤクルト、そして同年の選抜優勝投手ながら野手として指名された石川昂弥(東邦)には3球団が指名し中日の入団が決まりました。
ドラフト会議では1位指名に限り12球団が一斉に指名を行い、指名が重複すると抽選で
交渉権を決定します。
そして抽選を外した球団で再度指名を行い、それも重複するとまた抽選、これを全12球団の指名が完了するまで繰り返します。
さて、その中で2度の抽選を外した末に指名した「ハズレのハズレ1位」で入団した後、2000安打を達成した選手は誰でしょう?
【正解】 荒木雅博(中日)1995年
この年の目玉は7球団の指名が重複した福留孝介(PL学園)、中日も福留を指名するもハズレ、さらにハズレ1位で指名した原俊介(東海大相模)も外した末に指名したのが荒木雅博(熊本工)でした。
荒木は安定したセカンド守備を身につけた入団6年目の2001年からレギュラーに定着、
ショートの井端弘和選手との「アライバコンビ」と呼ばれた鉄壁の二遊間で落合博満監督時代に4度のリーグ優勝に貢献しました。
さらに、年を追うごとに打撃も向上し1番打者として長らく活躍、2017年には2000安打を達成し名球会入りも果たしました。
ちなみに、この年最初に指名した福留選手は当たりくじを引き当てた近鉄の入団を拒否、社会人野球の日本生命を経て1998年のドラフト1位で中日に入団、奇しくも同チームでプレーすることになりました・
ジャンル | スポーツ |
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掲載日時 | 2020/3/9 16:00 |
担当ジャンル:スポーツ
1973年生まれ 福岡県出身
職業 クイズ作家 株式会社キュービック所属
物心ついたころから40年来の東京ヤクルトスワローズのファン。
年間の観戦数は30試合から40試合ほど。
仕事の「クイズ」と趣味の「野球」を組み合わせた「野球クイズ」をライフワークとし
プレーヤー・イベンターともに「野球クイズ」の第一人者を自負
主な実績
①プレーヤー
『全日本プロ野球クイズ王決定戦』(2013年6月)優勝
『プロ野球マニア王決定戦』(2019年3月)優勝
②イベンター
『プロ野球12球団ファンクイズ王決定戦』(2019年5月~2020年1月)
(全12球団+各回の優勝者で日本一を争う「日本シリーズ」の全13回)開催
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